外断熱RC建築TAPH キリン建築工房

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外断熱RC
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リフォーム

はじめに
変革の時
今、「家造り」を真剣に考えている方への提言です。現代日本の平均的住宅寿命は約30年です。人生80年の間に 何度も「棲家を追われる」、世代が変わるごとに住宅ローンを組まされ、その「呪縛」から抜け出せない。それが 日本の「常識」です。さらに悪いことに、現在のペースで「消費」を続けると 「石油」は 41年 「天然ガス」は 63年で 無くなるそうです。 「今のままの建て方」では 当然 又、「建替え」が必要になります。 その時には 「石油資源」が 存在しないか 高価で使えないと 考えるべきです。 日々の生活に追われる現代人に そんな先の事と言われるかも知れませんが この「誤り」に早く気付き、「対策」しなければ、 次の世代に 「負の遺産」を 残すことになりかねません。 様々な 健康被害等も 含めて 「家造りの選択」に 正しい判断力が 問われています。  だからこそ、「これから建てる住宅」は 20〜30年寿命の 「消費型」から 100年、いや それ以上の 「ストック型」へと 転換する、今こそ 「変革の時」なのです。         


「200年耐久の夢」 実現へ
200年耐久の家と言うと 聞き慣れないかもしれませんが 日本の伝統的な民家や町屋では珍しく ありません。 生活形態の変化 経済性 材料不足 不燃化対策等建築法規制などの為に 明治以降、日本中(都市部)で残る建物は 極、「僅か」です。(つまり 「淘汰」 されたと言えるでしょう。) 今までの 伝統的木造に 替わる「現代人の住まい」として、(組積造が許されない)地震国「日本」において「何世代にもわたり住み継げる家」を 造るには どうすれば良いか? そんな「課題」を 建築家と して持ち続けていました。 そして、この命題のヒントは 20年前の旅での 「ある発見」に有りました。 スペイン バルセロナでアントニオ・ガウディ設計 聖家族教会(サクラダ・ファミリア)の「作業現場」見学の折、柱と思しき所から4本の鉄筋が出ているのを この眼で見てしまったのです。これは「大きな発見」でした。この建物は1881年に着工し120余年経た現在も 工事半ば 完成まで さらに数百年かかると言われています。この世界的にも有名な「ガウディの教会」が じつは 鉄筋コンクリート構造であった。「日本で見慣れた建物と同じ構造」という事実。これは 本当に驚きでした。 そして その「違い」とは、 建物全体の柱や壁を 彫刻を施した石で 徹底して覆い隠してあることです。 その覆い隠す=躯体保護の為の断熱が 「長寿命」の絶対条件だったのです。  日本の 鉄筋コンクリート造の建物の耐用年数は 一般的には 40〜50年と言われています。先進諸国と比べても 半分以下と「異常に短い」のは 何故なのでしょうか?  それは 今まで 「熱」の 「膨張、収縮」の影響(被害)を「過小評価」し対策を怠ってきたからに他なりません。 夏の炎天下70度近く迄熱せられ  冬は凍結に曝されます。これが 毎年繰り返された結果、 ひびだらけの躯体となってしまうのです。この「熱膨張・収縮現象」による「ストレス」こそ 短命の最大原因なのです。この問題の根本的解決法としての 外断熱化は「躯体」を 「被膜」し「断熱する」ことで 年間を通して 室温(20度前後)でほぼ一定に保ち (温度変化)による「ひずみ」から躯体を 守る事が出来ます。この効果により 躯体寿命が 約3倍〜5倍も 延びる事が 専門家の研究によりわかっています。  設備や配管等は 30年毎に 新しくしてゆけば、 「欧州の都市に 比肩できる」 日本独自の「都市文化」の「熟成」が 可能です。 そしてその様な 「選択肢」の存在が 日本の都市には必要であり、なによりうれしい事ではないでしょうか。 外断熱RC「TAPH」は 単に躯体被膜の方法としての工法ではありますが その恩恵・効果たるや 予想外の極めて「大きな可能性」を 秘めています。                                                  吉倫建築工房一級建築士事務所  吉良倫生

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